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【愛犬が噛まれたときの対処法】咬傷事故について

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 実は、我が家は2回ほど咬傷事故の被害にあっています。1回目は、エルフィが散歩中に近所のフレンチブルドッグに噛まれ、2回目は、フェリシアがドッグランでウルフドッグに噛まれてしまいました。(抱っこして守っていたのですが、守りきれず、、、)

 うちの子に限って‥、いつも遊んでいる場所だから大丈夫、などと思うかもしれませんが、遊んでいて勢い余ってなんてことや、相性が悪かった等、咬傷事故はいつ起きてもおかしくないと思います。

 そんな咬傷事故について、2回の経験から、どのような対処をするべきなのか、エルフィのときの事例を元に書いていきたいと思います。

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閲覧注意!

 いつものルートを散歩中、前からフレブルを連れた男性がやってきました。エルフィは、挨拶しようと近づいただけだったのですが、相手のフレブルちゃんがスゴい勢いで唸り、エルフィの鼻をガブっと、、、

 痛かったようで、キャンキャン鳴いていましたが、やり返すことはなかったので、相手に怪我させることはありませんでした。

 引き離した後も相手のフレブルちゃんは唸り続けていました。

 そのときは、急いで相手の方の連絡先を伺い、かかりつけの病院へ電話し、行駆け込みました。夜の時間帯だったため、診療時間外でしたが、対応してもらえて助かりました。

 噛まれた日は、一晩中、血が止まらずでした。

次の日

 出血は止まりましたが、傷跡は残っており、痛々しい様子でした。

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一週間後

 傷跡は、ほとんど目立たなくなり、本犬も気にしていませんでした。

飼い主同士のやり取り

 幸いにも、飼い主同士で揉めることはありませんでしたが、場合によっては、どっちが悪いなど泥沼化してしまうこともあるので、難しい場合もあるかと思います。

 後で分かったことなのですが、噛んだフレブルちゃんは、以前、大型犬に噛まれたことがあったようで防衛本能だったようです。

 以上の経験から、咬傷事故の際に必要なことを以下にまとめました。

連絡先を交換する

 愛犬が噛まれ、怪我をした状況で冷静に対応することは難しいかと思いますが、まずは、相手の方に連絡先を聞いてください。

 咬傷事故直後に、この対応をするのはなかなか精神力がいるかと思いますが、後々、有耶無耶にしない、されないために一番重要ですね。シブる方もいるかもしれません。(治療費払いたくなくて泣き逃げした事例も聞いたことあります、、、)

 犬同士の咬傷事故であれば、上記対応のみで良いのですが、人間を噛んでしまった場合は、最寄りの保健所へ届出が必要です。狂犬病の可能性を考慮し、噛まれた方は、病院へ行くことが必須です。

 咬傷事故における飼い主の責任や減免について、渡邉アーク総合法律事務所のサイトに詳しく記載がありましたので、こちらのリンクを貼っておきます。

治療内容を共有

その後すぐに、かかりつけや近所の病院へ行きましょう。落ち着いたら、治療内容を相手の方に説明します。

 支払いが発生しますので、加害者、被害者ともに治療内容を共有することが大切です。

治療費をいただく or 支払う

 通常であれば、かかった治療費を加害者側が被害者側に払うことになりますが、被害者側が治療費不要と言うことであれば、特に支払いが発生しないパターンもあるかと思います。逆に、過激な方だと治療費+αで求めてくる方もいるかもしれません。

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咬傷事故が起きやすい場面

 咬傷事故が起きやすい場面としては、以下のような状況が考えられます。

 ・犬のけんかを止めようとして、飼い犬を庇う
 ・放し飼い
 ・散歩中に犬を制御できなくなる
 ・食事中の犬に手を出す
 ・出産後の警戒状態であった場合

 上記のような場面は、なるべく回避するようにしましょう。

まとめ

 犬同士のことで、かつ軽症の場合は、よくあることで済ませてしまうパターンが多いようですが、重症の場合や明らかに過失がある場合は、支払い義務が発生すると思います。どのような場合にせよ、責任は飼い主にありますので、咬傷事故にならないよう未然に防ぐ意識を持つことが大切であると思います。